フィットネスの勧め 語句解説  

日記 -2015年- 6月

 

6月2日(火) 「「どうでもいいや!」では済まされない(その3)」

 

 法廷で流されたビデオは不鮮明だったようで、富田選手自身も「ビデオは不鮮明で、あれでは私がやった証拠にはならないはずです」というような趣旨(effect)の発言をしていると記憶している。そうすると、「なぜJOCの役員が本人だと認めたのだろうか?」と言う疑問が当然湧いてくることになる。そこでちょっと調べてみると、「産経デジタル」のサイトに「富田の会見にJOC「驚いている」略式起訴は韓国側の思いやり」というタイトルの記事を発見した。以下がその抜粋文(extracts)となる。

「日本オリンピック委員会(JOC)は6日、仁川アジア大会でカメラを盗んだとして略式起訴された競泳の冨田尚弥選手(25)が無実を訴える会見を開いたことを受け、「驚いている」とするコメントを発表した。

 平真事務局長らがコメント全文を読み上げた後、報告書を基に報道陣の質疑に答えた。

 説明によると、現地警察から組織委員会経由で日本選手団に捜査協力依頼があり、本部役員のJOCスタッフ2人が警察で監視カメラの映像を確認した。映像は冨田選手とすぐに判別できるもので、手にしたカメラを自分のバッグに入れる場面も映っていたという。

 映像確認後、警察とともにJOCスタッフが競泳会場へ向かい、冨田選手の身柄を確保。選手村へ向かう車中で、JOCスタッフが同席する中、警察の質問に対して冨田選手本人が盗んだことを認めたとしている。」