海外からの観光客(tourist)の増加に伴い、ニュースやバラエティ番組などで、観光客の日本での様子を目にする機会(opportunity)がたびたびある。それは、中国人の「爆買い」に代表される買い物の風景や寿司やラーメンなどの食事を楽しんでいるところだったりする。
彼らへのインタビューでも「日本は安全なので夜でも安心して出歩ける」などという感想が聞かれたりする。まあ、日本人としては、そう言われればうれしいことはうれしいのだが、ここのところ毎日のように「殺人事件(murder case)」のニュースを流しているような気がするわけである。
それは男女の別れ話のもつれからであったり、単純に金品目当てであったりと理由はいろいろである。これは持論なのだが、残念ながら殺人事件を「ゼロ」にするのはほぼ不可能に近い。人間、個人差はかなりあるが、憎しみの感情と言うのは少なからず抱く生き物なので、それが時として爆発し「他人に危害を加える」という結果になったりする。人間である以上、こればかりは防ぎようがない。
また、時として、ある特定の個人ではなく「誰でもよかった。人を殺してみたかった!」などいう理由を耳にしたりする。精神的に正常な状態ではなかったのだろうが、まったくふざけた話である。「何考えているんだ、コイツ!」と思われるかもしれないが、私などは「だれでもよかったのなら、反社会的な(antisocial)人たちにすればよかったのでは…」などとバカなことを考えたりする。そうすれば「こんな危ないことやってられね〜」と思い、その数もへるのではと思ったりするわけだ。