フィットネスの勧め 語句解説  

日記 -2015年- 7月

 

7月22日(火) 「1,000円カット(その5)」

 

 その店に行ったとき時間的には4時前後で、店内にはカットされている人とは別に2人のお客さんがイスに掛けて順番待ちをしていた。ネットでの評価にあったように、マスクをしていたので詳しくは分からないが、40歳ちょっと過ぎと思われる男性が一人でやっているようであった。

 また店内も、一見して(at a glance)、これも評価に書いてあったように、元々は通常の理髪店として営業していたことがうかがえた。理髪用のイスは全部で3脚ほどあったが、使われていない2脚のイスには無造作に荷物が置かれていたのである。

 ちょっと話はそれるが、この日記では「1,000円カット」と書いてきたが、それは正確な呼称ではない。などがスタートしたころは1,000円だったのだろうが、消費税の増税などもあり、おそらく税込で1,000円でカットしているところは現在では少ないと思われる。それは、元祖「QBハウス」も例外ではなく、確か1,080円だと記憶している。このお店のカット料は1,100円で、その辺はたいした問題ではない。

 さて、私の順番(turn)が来たので、待合室のイスから理髪用のイスに移動して腰を下ろした。ご主人が「どのようにしますか?」というので、いつもとたいしてかわらないような希望を伝えた次第である。

 「え〜と、横は耳にかからないように、後ろは、少し刈り上げっぽくなってもよいので短くしてください。それから、前は眉毛の下くらいの長さに…」(「刈り上げっぽく」は初)

 そして、私は頭頂部の髪を片手でつかんで

 「この辺もかなり長くなっちゃって、夏に向けて煩わしいので短くしてほしいのですが…」

 と伝えた。

 するとご主人は「どれくらい短くしますか?半分くらいにしてもいいですか?」というので「ああ、それくらい短くしてもらえればスッキリします」と答えた。

 そして、まずハサミを持つ前に、私の襟足の部分や耳の部分の髪を「どれどれ…」という感じで手で持ち上げみてカットのイメージをしているようだったので、私は「ここは今までのところとは少し違うな!」とほのかな期待(faint expectation)を抱いたわけである。