先日、トレーニング中に若者(何回か簡単な会話を交わしたことがある)に声をかけられた…。
若者:すみませ〜ん。あの〜、ボディビルの大会って、出たことがありますか?
私:いや〜、ないな〜。
若者:そうですか。いや、出たことがあるんだったら減量(weight loss)の仕方とか教えてもらおうかと思って…。
私:減量の仕方…?
若者:ええ、今度、去年のベストボディジャパンの関東大会?で優勝した俳優の金子賢が主宰する大会
に出ようと思っているんです。それで少し減量しようと思って…。
私:へえ〜。彼が大会を主催するんだ!
若者:そうなんですよ。8月の半ばにあるんです。
私:でも、そんなに体脂肪あるほうじゃないよね。一桁(in single digits?)でしょ!
若者:ええ、痩せている方なので、一桁は一桁なのですが…。
私は、「体脂肪が少なければ少ないほどよいというものではないだろうし、筋量(muscle mass)を増やすといっても日数的にも難しいだろうから、とりあえず今回は出て大会の様子を見て、また1年後を目標にいろいろと計画を立ててみたらどうだい」とアドバイスしたら、「そうですよね〜」と一応納得はしてくれたみたいだった。
聞くところによると、大会はベストボディ・ジャパンのように年齢別にはなっていないようで、エントリー料は10,000円。プラスして、希望者には8,000円でウォーキングやポージングのアドバイスをしてもらえるようになっているらしい。「僕も1度はエントリーしようと思っていろいろと調べてみたことがある」と彼に伝えると、「じゃあ、今度一緒に出ましょうよ!」と言われたので笑ってごまかした次第である。
まあ、ベストボディジャパンだけでなくいろいろな大会が出てきてそれぞれ切磋琢磨して盛り上げるのは悪いことではないと思う。ただ、私、個人の意見としては、ポージングか何か知らないが、多少の大小の差はあれ、みんな同じようなポーズを取るため、なんかみんな同じ鋳型で作った人形のように見えてしまうんだよな〜。