フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2015年 - 9月

 

9月18日(金) 「ちょっと調べてみた「時差」(ついに完)」

 

 さて、「時間帯が東(地図上で右)に3つずれた場所」つまり、日付変更線がある時間帯だが、その日付変更線のために注意が必要である。

  

 つまり、昨日の続きで、現在、日本が「9月17日のお昼の12時」としたとき、日付変更線を含む時間帯では

 ・日付変更線の西側(地図上で左)にある国は、+3時間なので、「9月17日の15時」ということになる。

 それに対して、日付変更線の東側(地図上で右)にある国では、同じ「15時」でも、日付変更線を超えるので「9月16日の15時」となるのである。それでは、実際の地図でフォーカスしよう。

・右は日本を中心とした地図になる。

・日本よりも東にある時間帯は分かりやすいように黒線で強調してある。

・青い線が日付変更線となるが、赤道(equator)付近で大きく東側に突出している。

 次に日付変更線のある時間帯のみにフォーカスしてみる。

・右は日付変更線を赤で示し、同じ時間帯にあって日付変更線よりも西(地図上で左)にある地域を水色(light blue)、そして東の地域を黄緑(yellowish green)としている。

・白くなっている地域は、日付変更線よりも西側にあるので、本来なら日本との時差は+3時間となるはずだが、実際には時差にばらつきがある地域。

  

 さて、「日付を1日戻した9月16日の15時」というのは、現在、「9月17日のお昼の12時」と設定した日本からカレンダー上?どれくらいの時間差があるのか考えてみよう。

 答えは上の図から、21時間となる。

 次に、日付変更線がある時間帯の1つ東にある時間帯を見てみる。ここは日本から「日付を1日戻した+4時間」で「9月16日16時」ということになるので、日本との時差は20時間だ。つまり、以下のようなちょっと不思議な現象が起きることになる。

       

 それでは「日本から最も時差の大きなところはどこなのだろうか?」という一番最初の疑問に戻ることにしよう。上の日付変更線のある時間帯のみにフォーカスした図で、日付変更線よりも右側の黄緑色の地域に国土と呼べる場所があればそこが「日本から最も時差の大きなところ」ということになる。調べてみると小さな島があった。ハウランド島およびベーカー島と呼ばれるところでともに米国の領土となっている。よって

 ちなみに、このハウランド島およびベーカー島よりももっと東にある米国の3つの主要な地域との時差は以下になる。

・ハワイとの時差:19時間  ・ロサンゼルスとの時差:16時間  ・ニューヨークとの時差:13時間

 

 いや〜、やっと終わった!チョー疲れた!もうしばらく「ちょっと調べてみた」はKoriGoriだ。一生のお願いなので「え〜、そんなことも知らなかったの!?バカじゃん!」なんて言わないでほしい。そんなこと言われでもしたら、しばらく落ち込んで立ち直れそうにない。いや、それよりも「よく説明が理解できません!」などと言われたら一生立ち直れないかもしれない。

 でも、一つだけ大きく引っかかっていることがある。それは「間違っていないよな〜」ということである。