ついに2020年のオリンピックのエンブレムが使用中止となってしまった。まあ、ここまでいろいろと出てくると、メイン会場と同じようにゼロに戻して再出発した方が良いのかもしれない。「しかし、いろいろと調べる人がいるんだな〜」と感心してしまうのと同時に、ちょっとした個人の情報がインターネットという媒体(media)を通じて一気に拡散してしまう(spread)ことには改めて驚かされる。それが正しい情報であればよいが、全く間違った情報の場合は「恐ろしさ」も感じている。
擁護する(protect/stick up for)つもりは決してないが、デザイナーの佐野氏は「人生、どん底だ!あることないこと書きやがって!」などと思っているに違いない。彼は自分のデザイン事務所のホームページに謝罪文(apology)を掲載し、その中に「私個人の会社のメールアドレスがネット上で話題にされ、様々なオンラインアカウントに無断で登録され、毎日、誹謗中傷のメールが送られ、記憶にないショッピングサイトやSNSから入会確認のメールが届きます。自分のみならず、家族や無関係の親族の写真もネット上にさらされるなどのプライバシー侵害もあり、異常な状況が今も続いています。
」という文章も見られる。
彼のことは今回の件で初めて知ったので彼に才能があるのかどうかもよく分からないのだが、「ここまで騒がれると仕事なんかも激減しちゃうんだろうな〜」などと思ったりしてしまうわけである。でも、よくよく考えてみたら「あっ、オレ、他人のこと心配している場合じゃなかったんだ…」という感じがしないでもない…。
(P.S. どうでもよいが、大会組織委員会の会長の元総理の森喜朗の不機嫌そうな顔で「何が残念なんだ?!」というコメントは一体何なんだろう?ついでなので大会組織委員会の会長も白紙に戻してくれ!)
■ここ何日も「青空」というものを見ていないような気がしていたが、今日は久しぶりの青空が垣間見える。まあ、そう長くは続かないだろう。