まあ、彼も「失礼がないように少し低めに言っておこう!」くらいの意図(intention)はあったとは思うのだが、私が、「いや〜、もう○○才なんですよ!」と実年齢を言うと、「えっ!」と驚いてしばらく言葉が出なかったようである。ちょっとした沈黙の後に「それは大変失礼しました!でも、身体を動かしている人って若く見える人が多いですよね!」という言葉が口から発せられた。
「大変失礼しました!」というのは、「実年齢よりもかなり低く言ってしまって無礼なことをしてしまった」ということだと思われるが、まあ、言われた本人としてみれば悪い気はしないわけである。そして、「身体を動かしている人が若く見られる」というのは、ある程度は事実かもしれない。
特に年齢が上の方になってくると筋量は若さを保つ秘訣(secret/key)となる。見た目もそうだが、それは姿勢(position/posture)や動作などに如実に現れる。70以降になると筋量の違いはQOL(quoity of life : 生活の質)に大きく影響を及ぼす。
背筋(back muscle)が衰えれば背中が丸まり非常に老けて見える。大腿部(femoral region)の筋の衰えは歩行に影響を及ぼして行動範囲が狭くなり、転倒を招いてケガの原因ともなる。身体を動かさなくなれば脳の神経細胞への刺激も減ってしまい良いことなど一つもないわけである。ここで改めて次のことを確認しておこう!
つまり、死ぬまで体を動かし脳細胞を刺激していかなければならないわけだ。よしっ、新たな気持ちで今年も頑張るぞ!まあ、勉強は相変わらず苦手だが…。