さて、「85円か、そこそこ安いじゃん!」などと思いながらワゴンにたくさん積まれていたカップ麺の1つを手に取ってみた。サイズ的にはカップヌードルとほぼ同じ。フタの部分にある写真を見る限りでは具材(ingredients)もかなりカップヌードルを意識したものになっていた。
商品名は「しょうゆヌードル」となっていた。フタの部分をよ〜く見ると「みなさまのお墨付き」という活字が印字してある。なんとなく言いたいことは分かったのだが、「ふ〜ん」という感じでカップのサイドの部分を見てみると「(みなさまのお墨付き)ブランドは消費者テストで高評価のものだけを商品化しています」という説明文があった。
そして、ワゴンをよく見ると、味も「しょうゆ」だけではなく「シーフード」や「カレー味」など何種類かあった。また、そのワゴンから4mほど離れた棚には同じカップ麺の「ジャンボ版」が並べられていたのである。値段は95円でかなりお買い得感があった。
もちろん、いくら安くてもマズければどうしようもないわけである。現在は「安い=美味しくない」という世の中ではないが、「美味い」「不味い」に関しては個人差もかなりあり、こればかりは食べてみないと分からない。よって、「小さい方をちょっと買ってみるか!」ということで、しょうゆ味とカレー味を一つずつ買って帰宅した次第である。
結論から言うと、味の方もかなりカップヌードルを意識したものになっていて、最近、あまり食べていない私には、おそらく「カップヌードルです」と言って出されてもほとんど分からなかったかもしれない。ただ一つだけ、もしかしたら私の思い違いかもしれないが、容器がカップヌードルのように発泡スチロール系のものではなく、もっと薄い紙?をしているようなので、お湯を入れてから同じように3分間待ったとしても少し麺が硬いような印象は受けた。もちろん、もともとそのような硬めの麺の製造方法になっている可能性もあるが…。
ということで、少し前までにときどきあった「無性にカップヌードルが食いて〜!」という衝動(impulse)にはこれからは駆られなくなるかもしれない。「さらば、カップヌードル!」