フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2016年 - 10月

 

10月6日(木) 「 前々から疑問に思っていたのだが…(その2)」

 

 個人的には、最近、ゴッキー(私がゴキブリに付けた愛称)を見る機会はすっかり少なくなったような気がする。旧家では、あっちこっちにゴッキー専用の小さなプラスチックの容器に入った薬を置いていたので、それが功を奏していたのかもしれない。成虫(imago/adult)はここ何年も見ていなく、ときどき「んっ、ゴッキーか?」と思ってしまうような非常に小さな幼虫(larva)ものを見る程度であった。まあ、幼虫がいるということは成虫がいるということなのかもしれないが…。

 またこの夏、現在の仮住まい生活では、私が使用している部屋で2回ほど大きな成虫を見た。一見して「ゴッキーだ!」と分かるような大きさのものであった。私、まあ、自分で勝手に思っているだけかもしれないが、なるべく「殺生」はしないようにしている。「生を受けてこの世に生まれ、数々の苦難を乗り越えてここまで大きくなったのだから」ということで、ちょっとした虫が部屋にいたからと言って安易に殺虫剤(insecticide)を使うことは慎んでいる。

 部屋でテントウムシ(ladybug)を見れば薄い紙の上に乗せてやっているし、カナブンあたりであれば、「お前、こんなところにいないで外でのびのびと飛び回れ!」と指でつかんで窓の外に投げてやるのだが、ゴキブリの場合はなかなかそれもできず、決まって「死ね!」という感じでを大量に殺虫剤を噴霧することになる。

 それで、かねてから不思議に思っていたことがある。それは「ゴキブリって、なんでこんなに嫌われているのだろうか?」ということだ。よくよく考えてみると、嫌われる理由があまり見当たらないような気がする。