照明がついていない店内は暗く、恐る恐る歩みを進めていくと5歩程度で半地下の店舗のフロアに到着。当然、入り口部分よりは一層暗くなる。目を凝らして周りを見回しても、置いてあるものは店舗前と同様のガラクタばかりで、中にはA4程度の大きさの額縁に入った昭和天皇の写真などもあった。
そこからさらに足元に注意しながら「戻れるだろうな〜」という一抹の不安を抱えながらも奥の方に進んでいくと、2メートルも進まないうちに行き止まりとなってしまった。「ひぇ〜、ずいぶん狭い店舗だな!こんなところで商売ができるのか?」と思っていると、行き止まりの部分は扉になっていて奥に通じているようなのだが、全く人がいる気配がせず、念のためにノックをしてみたが予想通り応答はない。
そして扉をよくみると「○○企画」というプレートが貼られていて携帯の番号が書いてある。しかも、その下の方に「不用品回収いたします」と書いてあるではないか!まさに「ピポーン!」で、私の勘が的中したわけだ。帰宅後、早速電話を入れてみた。