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日記 - 2016年 - 5月

 

5月23日(月) 「 舛添問題(その1)」

 

 このところ毎日のようにテレビのワイドショーなどで都知事である舛添要一の支出問題が取り上げられているわけである。私も先週のニュースでチラッと会見の様子を見たが「いったい何言ってんだか!」という内容のもので、ほとんどの人がそうであるように納得などができるようなものでは到底なかった。

 まあ、「世の常」なのかもしれないが、いったん開いてしまった穴はよっぽどのことがない限り自然に塞がることなどなく、あとはどんどんと大きくなるのまつばかりである。確か「週末に公用車で別荘通い」から始まったと思うのだが、それを皮切りに次から次へと「疑惑(doubt/suspicion)」が噴出してきた。

 そして、苦し紛れで彼の口から出た言葉が「第三者の厳しい公正な目で」の連呼である。本当に「第三者の厳しい公正な目」で支出を精査したら彼が一番困るだろうに、何とかその場を乗り切ろうとしたわけだ。まあ、多少時間稼ぎはできたのかもしれないが、結局は自分で自分の首を絞めたことになり、「辞任(resignation/resign)へのカウントダウンが始まった」感は否めない。