現在の仮住まいはほぼ四方が隣家で囲まれている。南側、つまり前のお宅になるが、家屋と家屋の距離は5mほどで、裏の北側も同じようなもの。そして、東西の両隣にいたっては、その距離は1mあるかないかくらいなので、そういう意味では旧家屋と同じなのだが、窓の位置がほぼ同じなので窓を開けたら隣家の窓が目の前にあるような感じになる。
よって、東西の窓はつねにカーテンが閉められているような状態になっている。母親の部屋は1階の一番西側の部屋なのだが、隣家が気になって仮住まいを始めたときからずっと雨戸を閉めっぱなしのままだ。本人曰く、「こんなところにずっと住んでみたいとは思わないわ」とのこと。
隣家との窓の件だけではなく、母親の部屋の前はコンクリ敷きになっていて、しかも雨が吹き込まないようにほぼ敷地は後付けのカーポートのようなプラスチックの屋根で覆われている。洗濯物などを干すには便利は便利なのだが、陽も差さずとても開放的とは言い難く「圧迫感」があるのは正直なところ否めない。
まあ、「住めば都(Home is where you make it.)」という言葉があるように、そのような環境は住み慣れてしまえば「あまり気にならなくなった」となるところなのだろうが、すっかり慣れたころには新居への引っ越しが待ち受けているわけである。私個人として「すげ〜助かるな〜」と思うことは、フィットネスクラブへの距離が以前の半分くらいなので、かなり楽はさせてもらっているが…。