私はボリビアには行ったことがなくテレビでの映像で得た知識しか持ち合わせていない。首都のラパスに関しては何回かテレビ番組で放送されたものを見ているし、最近はウユニ塩湖の映像がテレビのコマーシャルでも流されたりして非常に有名な観光地となっている。

　首都のラパスに関してだが、私の抱くイメージは次のようなものである。

「標高が高い」

　漠然と「標高(elevation)が高い」というイメージはあったのだが、実際にはどれくらいの高さなのかは分からなかったので調べてみると、中心街で3,600m強とある。また、町全体はすり鉢状になっていて、もっとも高い所だと4,000mを超えるようである。近年はその標高の高低の場所をケーブルカーが運行しているとのことだ。

「酸素ステーション」

　その標高の高さのため、もちろん現地の人は全く問題ないのだろうが、観光で訪れる人の中には高度順応がうまくできず高山病(altitude desease)にかかる人がたくさんいるようだ。そういう人たちのため酸素(oxygen)が供給できるような酸素ステーションがあったり、症状が重い場合はすぐに診てもらえるようにクリニックのようなものも街中に多くみかけると聞いている。