かなり前置きが長くなってしまったのだが、あるテレビ番組で紹介していたそのボリビアの首都ラパスで見られる「ちょっと変わった光景」というのが、町の人々のジュースの飲み方なのである。だれもが(まあ、番組ではそういう人たちしか映していなかったので、実際にはどれくらいの割合かは分からないのだが…)手に持っているジュースのビンを振って飲んでいるのである。
「おそらく標高が高いのと関係があるのだろうな〜」と思っていると、標高が高い(=気圧が低い)ために飲料に含まれる炭酸が一般的な標高?の場所に比べてその膨張度が大きくなり普通に飲んだのではお腹が膨れて仕方がないらしい。そのためビンを振って飲料の中の炭酸を抜きながら飲んでいるとのことであった。おそらく、同じ炭酸飲料(carbonated drink)でも標高の高いところで製造されていれば全く問題ないのであろう。
そこで私はちょっと思った「ジュースくらいなら炭酸を抜きながら飲んでもいいのだろうが、ビールあたりもそうしているのだろうか?」と…。いや〜、さすがにそれはできないでしょう!気の抜けたビールを飲むのは…。よって、「ラパスに行くのはビール好きにはちょっと無理かも…」とも思ったのだが、考えてみれば私自身は禁酒状態が続いているので「今がチャンスか!」ともちょっとなりかけたのだが、最近、「ペプシストロング、1日1本」状態になっているのででやっぱり無理かもしれない…。