フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2016年 - 7月

 

7月31日(日) 「 人生はサバイバルである「アルファー米」(完)」

 

 大きな乾燥したご飯のかたまり(lump/cake)を見て「さて、困ったな〜。どうしたものか…」と思案していると、あるアイデアが閃いた。それは、「何か袋状の(bag-like)ものに固まったご飯を入れて硬いものに打ち付ける」ということであった。

 その「何か袋状のもの」なのだが、真っ先に思いついたのが「靴下」。そこで、もうすっかりヨレヨレになって履かなくなったフィットネス用の少し長めのソックスを探し出し、早速、ご飯のかたまりを入れてみた。そして、家の基礎の部分のコンクリートに何回か打ち付けると、大きなかたまりはかなり細かくなり、それほど苦労をすることはなかった。

 とりあえず「なんとなくそれらしきものはできた」ということに満足して「どれどれ、どんな味なんだ?」と言う気持ちにはなれずに1週間くらいビニール袋に入れっぱなしにしておいた。しかし、「1度食べてみないと、いざとなった時に「こんなもの不味くて食べられない!」ということでは困る」と思い、ちょっと試食してみた次第である。

 熱湯を注ぎ25分くらいそのままにしておくとすっかりふやけてきたので、箸で少しつまんで恐る恐る口の中に運んでみた。結論から言うと、決して「これ、普通に食べられるじゃん」というものではなかったが、「こんなもの不味くて食べられない!」というものでもなかった。「非常食としては、まあ「あり」かな〜」と思ったわけだ。

 最初はご飯をそのまま食べ「なんかな〜」という感じではあったが、次にふりかけをかけてみるとそれほど違和感がなく食べることができた。まあ、強いて言うと、熱湯を注いで25分くらい放置したにもかかわらず少し芯が残っていたのが気になった。恐らく少し煮ることによってその辺は改善できるのだろうが…。

 さて、人生はサバイバルである。いつ何時襲ってくるかわからない災害に対して、日ごろからしっかりと準備しておかなければいけない。今度は、晴天が続くときに5合くらい炊いてみるつもりだが、「出来上がった後の保存方法(preservation method)に関しては少し工夫しなければいけないな〜」と思っている今日この頃である。