さて、番組を見た後、少し暗い気持ちになりながらPCに向かった。夜になっても気温はそれほど下がらずデスク上のデジタル時計は33℃から34℃の数字を表示していた。もちろん、昼間よりは3℃ほど低いわけなのだが、同じように扇風機は回していたにもかかわらずえらく不快な(unpleasant)感じがした。
キーボードを打つときにどうしても手首から肘にかけての前腕の一部はデスクについてしまう形になるが、汗でベトベト(sticky)になった。着ていたT-シャツの胸元も、1時間くらい前にはフィットネス後、風呂に入って着替えているのだが、汗がかなりにじんできた。最初はT-シャツを指でつまんでパタパタして風を送っていたのだが、たまらずタンクトップに着替えた次第である。
それでもしばらくは我慢していたのだが、あることを思い出した。「そうだ。この部屋エアコンがついていたんだ!」と…。旧我家であれば、自分の部屋にはエアコンはついていなかったので我慢するしかなかったのだが、ここ仮住まいでは居住スペースには全てエアコンがついているという恵まれた環境にある。
個人的にはエアコンには頼らない人生を送ってきたのである程度の暑さにはなれているのだが、この日はたまらず「ちょっとつけるか!」となった次第である。そこで、「え〜と、リモコンはどこだっけ?」と部屋をあっちこっち探したのだが、どうしても見つけることができなかった。