もう15年以上も前のことなのだが、あるジム友が「選挙には行ったが白票(white ballot)を投じてきた」と言ったのを聞いて、直接その人には言わなかったが「それだったらわざわざ行く必要はなかったのでは」と思ったことがある。「白票を投じる」ということは「選挙には行かなかったことと変わらない」と思ったからである。
でも、最近、「そういうのもありなのかな〜」という考え方に変わり始めている。有権者(electorate/voter)の中には「支持したい人がいない!」という人もかなりいるはずである。その場合はどうするかだが
@ 投票に行かない
A 白票を投じる
B 仕方がないので立候補者(candidate)の中から誰か選ぶ
@は最も安易な方法ではある。投票所に行くには少なからずエネルギーが必要となる、よって「支持したい人がいない」というのは、「常日頃から投票には行かなければならないとは思っているが、今回は支持したい人がいないから行かないんだ!」と自分への良い言い訳となる。実際にそう考える人たちは多いはずである。
そして、次のAだが…。