さて、およそ20年前に、今までの最高額の裸の現金の落とし物(lost property)を拾ったわけなのだが、これがちょっと拾うのをためらうようなシチュエーション(situation)であった。まず時間だが、夜の10時は優に過ぎていたと思う。そして場所は住宅街(residential area)の道路で、自転車を漕いでいるときに見つけたのだが、夜遅い時間でも街灯があったのである程度の大きさのものであれば十分に視界の中に入ってきた。
その現金なのだが、実は他のものと一緒に落ちていたわけである。落とし主は、どう考えても同一人物以外に考えられない。ここで両者を「物体A」と「物体B」とすることにしよう。「物体B」が拾った現金である。
両者の大きさを比較すると、「物体B」の拾った現金を「1」とした場合、「物体A」は「30〜40」ほどになる。つまり、「物体A」の方が全然大きく、どちらかというと「物体B」は「おまけ」みたいなものだ。そして、その「物体A」の正体なのだが、え〜と、ちょっと言うのもためらってしまうのだが、その正体は、え〜と、ゲ、ゲ、ゲ…。え〜い、行くぞ!「ゲロピーだ!」