先日、「現役歯科医からの証言」としてネットで以下のような記事を見つけた。(「マネーの達人」からの抜粋文)
「日本の保険診療は「出来高制」で何度も通院してもらえば、してもらえるほど利益が上がる仕組みになっているのです。そのため、短時間の治療で1日にたくさんの患者さんを、長い間通院されることで利益を増やそうとしているということなのです。」
また、記事の中には以下のような解説も見られた。(要約文)
・歯科医の増加
国策として私大の医学部(medical faculty)が増設され、学費が安くなったことによって歯科医を目指す人が多くなった。2014年には10万人に達している。
・虫歯の減少
予防歯科の概念(concept)の普及により虫歯の数が減少している。幼児からの口腔ケアの啓蒙、またフッ素が配合された歯磨き粉(粉ではないが、toothpaste)が市販されたりして虫歯の数は約1/3まで減少した。
■ちょっと話はそれるが、前々から少し気になっていたことがある。もう、「むか〜し、むかし」のことなのでぼんやりとしか覚えていないのだが、小さいころ、いわゆる「歯磨き粉」と呼ばれる歯磨き用の粉(powder)を使って歯磨きをしたことを記憶している。
それがいつの間にかペースト状(paste)のものに置き換わり、現在では粉状のものを見かけることはない。でも、昔の名残で、ペースト状のものを「歯磨き粉」と言っていることがほとんどのような気がするのだが、前々から「正しい表現ではないよな〜」と思っていたわけである。
「正しくは何て言うのだろうか?」と前々から少し気になっていた。「歯磨きねり」とも言わないし、「歯磨きペースト」とも言わないと思う。まあ、「そんなことどうでもいい」と言われればどうでもいいことなのだが…。