さて、ここでもう一度ホスト国としての「オリンピックの成功」とは何かを私なりに確認してみようと思う。
1.各国からの訪問者を最大限にもてなすこと
世界角国から多くの人たちが競技を見に来てくれるのだから、官民挙げて「おもてなし」の精神を発揮しなければならない。そして、それが更なるインバウンドの増加につながるようにしたい。日本は工業製品(industrial products)の品質は世界に知られているが、農産物(agricultural products)となるとまだまだとなる。最近の和食の広まりで少しずつは輸出額(export value)が増えてはいるが、まだまだ伸ばせる余地はある。ローカルな加工食品なども含めてオリンピックが絶好の宣伝のチャンスとなる。
2.開催後の施設を有効利用をすること
競技施設の建設費は当初の予定よりを大幅に上回るような話を聞き、「当初の建築費用の概算はかなりいい加減に出したんだろうな〜」と思わざるを得ないわけである。とにかくムダな出費(wasteful expenses)は極力抑え、「宴」が終わった後も施設を有効に利用できるようにしていくのは必須である。
3.メダルの数
まあ、「メダルの数などどうでもいい!」などという人はかなりの少数派のはずである。やっぱりたくさん獲れるに越したことがない。特に「金色に輝くメダル」となると、みんなが喜ぶ。それで国別の順位も決まってしまうし…。