さてさて、投票日は今月の22日なわけだが、投票率 (voting rate) も少し気がかりではある。3年前の平成26年度の選挙では「52.66%」と過去最低 (lowest ever) を記録している。以下が過去5回の衆議院選挙の投票率の推移となる。
平成15年度 |
平成17年度 |
平成H21年度 |
平成24年度 |
平成26年度 |
56.86% |
67.51% |
69.28% |
59.32% |
52.66% |
※参考サイト:「国政選挙における投票率の推移」(総務省)
特に過去2回はともに50%台で国民の関心のなさがうかがえる。こんな状況を、私の認識が誤っていなければ、政治家は何も対策 (measure) を取らないできている。投票率が低かろうと高かろうと、当選は当選、落選は落選なわけだから…。というよりは、与党 (ruling party) は「投票率が低いほうが有利」と思っているような感じさえしてくる。
もちろん「投票率の低さをどう思いますか?」と政治家に問えば「非常に由々しき事態だと思っています。今までも投票に行くように訴えてきましたが、これからは今まで以上に訴えていきたいと思います。」などという答えが容易に想像ができる。これは、「一応、息子には勉強しろとは言っているが、勉強しないんだから仕方がないだろう!」と言っている父親とたいして変わらないわけである。