高度順応以外に最後まで個人的に山登りにのめりこめなかった理由だが
その2)膝の痛み (knee pain/gonalgia)
山登りを始めて1年くらいしたときに膝に痛みが出始めた。常に痛みを感じているわけではなく、ときどき踏ん張った時に思わず「痛て〜!」と叫んでしまうような激痛 (acute pain) が走った。しかも両膝である。それは山登りに関係なく、普段のトレーニングなどでもときどき現れた。
「ときどき」だったので、何とかサークル活動としての山登りは大学4年間は行ったが、卒業してからも続けようとは思わなかった。ときどき「山に行かないか?」と誘われることはあったが、「遠慮しておくよ」と断わるのが常であった。
また、膝を痛めて以来、保温用のサポーター (heat-insulating supporter?) は日常生活で欠かせず、猛暑日が続く夏場以外は常に膝を冷やさないようにしている。プラスして気温が25℃を下回るようになるとデスクワーク時には膝掛けをして下半身を冷やさないようにしているわけである。