私の大学時代の先輩にはそろそろ還暦を迎える人も出てきたりする。先日、大学時代の知人から「先輩の還暦祝いのパーティーをするのだけど、出席しない?」と誘われたが、丁重にお断りした。年齢だけで言うと、還暦は成人以来の大きなイベントのような気がするが、もうそのような時代ではないような気がしてならない。
干支が一巡して自分の誕生年の干支に戻ったことを祝う還暦だが、「いつごろからの習慣なのだろう?」とちょっと調べてみると、どうも室町時代(1336-1573)からのようである。その頃の日本人の平均寿命 (average life span) は現在のものとは比べ物にならないくらい短かったはずである。(ある資料では33歳とある)
つまり、そのような平均寿命が短い時代であれば「いや〜、頑張って生きてこれたね!めでたい!めでたい!」とお祝いをするのだろうが、現在の日本人の平均寿命は、男性が81歳、そして女性にいたっては87歳となっている。よって、還暦なんてただの「通過点 (check pint) 」以外の何ものでもなく、「現在で言うなら80歳くらいが昔の還暦なのでは?」と勝手に思っているわけである。
私の「座右の銘 (motto) 」の1つに以下のものがある。
「 60は小僧、70で青年、そして80になってやっと大人 」
よって「小僧になったのを祝っても仕方がないでしょう!」と思っているわけだ。「小僧は元気ハツラツでないと…」と思い日々体を鍛えているわけだが、ここにきてかなり体力の低下 (decreased strength) を感じている自分がいるわけである。
■ 今日のショット ■
久し振りにチョコレートを買った。美味しかった!でも、これ以上間食の量を増やしては非常にマズいような気がする。