いや〜、いつもの前置き (introduction/preamble) が長くなる悪い癖が今回も出てしまった。山登りの話をだらだらと書いてきたが、今回は「無洗米」の話がしたかったわけである。最近ではスーパーのお米のコーナーに行くと必ず見かけるのだが「いつごろから販売されるようになったのだろう?」と思いちょっと調べてみた。以下は「ウィキペディア」の「無洗米」のページの「歴史」の解説を簡潔にしたものになる。
・20世紀初頭頃には精米の無洗化処理を目的とした研米機が開発されていた。
・1977年、サタケが無洗米時代の先駆けとしてクリーンライト加湿精米装置を開発したが普及しなかった。
・1991年頃に新たな無洗米製造機が開発され、また同時期に東洋精米機製作所が「BG精米製法」を開発し、BG無洗米が登場し普及に弾みが付いた。
どうも1990年代から徐々に普及し始めているようだが、「そんなに前からあるの?!」というのが正直な印象である。まあ、まじまじとスーパーのお米コーナーで「どれどれどんなお米が売られているのだろう?」と見ることはなかったので、見落としていただけなのかもしれない。
さて、我家でもつい最近のことになるが、私の独断と偏見で「米は無洗米」ということに決定した。「研ぐ手間が省けて水が節約できる」というのはやはりメリットがある。それは日常の生活においてもそうだが、災害 (disaster) などで被災して水が思うように手に入らなかったときに大きなメリットとなる。そう、人生はサバイバルである。
ただ、頑固な (confirmed) 寿司職人などからは「てやんで〜、米と言うのはな!人の手で丁寧に研ぐから美味しく炊けるんだい!」なんていう声が聞こえてきそうであるが…。