まだまだ浄水能力 (water purification capacity) があることが分かったカートリッジなのだが、もちろんトリハロメタンとか塩素 (chlorine) までしっかり取り除いてくれるのかどうかまでは今回の実験 (experiment) では分からないし、「水質検査キットを購入して調べてみよう!」などと言う気には到底なれなかった。
それで「このまま取っておけば何かの時に役に立つかな〜」とも考えたのだが、「何かの時」というのは「被災したとき」ということで、それは何年後になるかわからない。まあ、保管する (keep/store) のにそんなに場所を取るわけではないので、ロフトあたりに置いておいてもいいのだが、1つ問題がある。
それは、カートリッジは上下の小さな出入口以外は完全密封されているため、内部にはかなり水分が溜まっていて、ほぼ蒸発によってその水分が抜けていくことは皆無といってもよい。よって、長期間の保管によって内部の細菌 (bacteria) が繁殖する恐れがあり、「その場合、浄水器としては使えないな〜」ということになる。よって、廃棄することを前提として「ちょっと分解してみるか!」という結論に至った。