所要時間が6時間も短く、かつ運賃が約17,800円も安い航空券があったにも関わらず、最初に予約を入れたフィリピン航空を変更しなかった理由だが
■ 問い合わせが面倒であった ■
私がチケットを購入したTripstaの本拠地は海外にあるようで、問い合わせは全て英語となる。まあ、メール位であれば「便を変更したい。変更手数料はかかるか?」などの簡単な英語で通じるので、多少文法が間違っていたとしてもそれなりに自分の言いたいことは伝えられるとは思った。しかし、やりとにはそれなりに時間がかかるだろうし、そうしている間にもジェットスターの運賃は日々上がっていき、最安値でなくなる可能性は高い。
※いろいろと調べていくと、同じようにTripstaでチケットを購入しキャンセルをしようとメールで問い合わせをした人のブログを目にする機会があったが、問い合わせをしてから返信が来るまでに1週間もかかったとのことである。
■ 当初思ったほど運賃差を感じられなくなった ■
最初は「約17,800円も安く、所要時間も6時間ほど短い」ということばかり目が行きがちだったが、その他のことをよくよく考慮してみるとその差はだんだん縮まっていった。
【 出発地 】
フィリピン航空が羽田発、ジェットスターが成田発になるわけだが、空港までの交通費を考えると成田まで行く方が羽田に行くよりも+2,000円の出費となる。
【 出発時間 】
・フィリピン航空:1:30 ・ジェットスター:8:30
フィリピン航空は深夜便、そしてジェットスターは早朝の便となる。フィリピン航空の「羽田発1:30」の場合、余裕をもって3時間前に着くとする夜の10時半までに行けばよいことになる。私の家から羽田までの所要時間は約1時間20分ほどなのでまったく問題はない。
それに対してジェットスターの成田発8:20の便の場合、出発の3時間前ということは、朝の5時20分までにつかなければならず、当日の早朝に間に合うように家を出るのは不可能。つまり、前日の夜に空港に到着しチェックインの時間まで時間を潰さなければならないことになる。
そういう場合、前日にかなり余裕をもって成田に行き、空港に併設しているようなホテルで宿泊をして航空便のチェックインに間に合うように早朝にホテルをチェックアウトすることもできるようだが、そんなことをすれば一気に価格差など吹っ飛んでしまう。
よって、夜遅く空港について朝まで時間を潰すしかないわけだが、仮眠などもまともに取れず眠い目をこすりながら「早く時間が来ないかな〜」となるのは目に見えているので、それも避けたいところであった。