フィットネスの勧め 語句解説  

日記 - 2017年 - 4月

 

4月6日(木) 「 とりあえず無事帰国!(完)」

 

 荷物の検査官は、まだ20代と思われる若い女性であった。今回、10年振りの海外旅行なので、必然的に帰国時の荷物の検査も「10年振り」となる。「こんな若い女性も検査をするんだ…」と思いながら18sは超えていると思われるメインのバッグと手荷物であるデイパック(おそらく6sほどはあると思われる)を検査台の上に乗せ、パスポートを検査官に手渡した。私のパスポートを見ながらその女性の検査官はこういった。

 検査官:「今回はバンコクに行かれたんですね?」

   私:「いや、バンコクだけではなくて…」

 検査官:「ああ、いろいろと回ってきたんですね?」

   私:「はい」

 そして、「じゃあ、けっこうですよ!」と私にパスポートを手渡したので、「えっ!あ、はい…」と、あまりにも簡単に終わったので少し呆気に取られてしまった。過去にも「何も検査されなかった」ということも何回かあるが、10年ぶりの海外ということでその辺の感覚もすっかり忘れていた。もちろん詳しく荷物を検査されても特に問題があるようなものは所有していない。

 「しいて言うと」と言うのも何なのだが、カンボジアとタイで、もう日本では販売禁止となっているようなちょっと強めのレーザーポインターを購入している。ただ、所有が禁止されているわけではないので、海外で購入して日本に持ち込んでも問題はないはずである。まあ、「問題ない」という認識ではあっても「何か言われるかな〜」くらいの気持ちが多少はあったのも事実だが…。

 完全に入国してしまうと、すぐに階下にあるJRの切符売り場に向かい「成田エクスプレス」のチケットを購入し、20分後には乗客もまばらな成田エクスプレスの社内の窓際の席に着座していた。

 天気は快晴で、東京駅に着く手前で車窓から東京スカイツリーをはっきりと見ることができた。また、東京駅から中央線に乗り換えたが、途中で見えた東京の桜はちょうど見ごろを迎えているようであった。そして、ちょうどお昼の12時に自宅に到着した。

 

 連日、優に30℃を超える国に40日間身を置いていたので、いくら暖かくなって桜が見ごろな時期を迎えていても、帰国した時の感想は「まだまだ寒いな〜」というのが正直なところである。まあ、すぐになれるだろう…。