「米国では特定の人種だけの写真を掲載したカタログは忌み嫌われる」というのは、人種差別 (racial discrimination/racism) が社会的な問題になり、毎年のように事件が起きている米国ならではのことだとは思われるが…。
それで、その「カタログのモデルが全て白人であった」というのを読んで、前々から「ちょっと変だ!」と思っていたのだが、日本って、なぜこんなに安易に白人のモデルを起用するのだろう?ということである。もちろん、白人のモデルを起用してこそ、その商品の良さが伝えられるということもあるだろうが、「なぜここで白人のモデルなんだろう?」というケースも非常に多い。
ここ数年は全く読んでいないので何とも言えないのだが、「ターザン」という雑誌がある。この雑誌も、白人のモデルをやたらと起用している。おそらく、白人のモデルを起用すれば「見栄えが良い」という発想が根底にあるのであろう。
私は、決して「白人のモデルを排斥せよ!」と言っているのではなく、「あまりにも安易すぎるので、もう少し考えてもよいのでは…」と言いたいのである。今回は、私の「独断と偏見ワールド」でした。