先日、WBSでアニサキスについてレポートしている放送を見て「もしかしたらあれはアニサキスだったのだろうか?」と一瞬思ってしまった。「あれ」というのは、この春の旅行で行ったミャンマーのヤンゴンでの激しい胃の痛み、嘔吐 (vomiting)、そして下痢 (diarrhea) である。
その時はたまらず現地の病院で診てもらったのだが、診断は「まあ、水や食べ物、そして気候が原因でしょう。」とのことだった。今まで、東南アジアは何回か行き、その都度下痢は経験していて、賞状が出ると「また来たか!」くらいに思っていたわけである。
ただ、ヤンゴンの時は、今までに経験したことのない胃の刺し込むような痛みが最初に出た後に下痢になり、最後には嘔吐まで加わったので「明らかに今までとは違う!」とならざるを得なかった。「まさかコレラじゃあないだろうな…」と不安になってしまったが、診断は「食あたり (dietary indiscretion) 」であった。
その時は「なにか変なものでも食べたっけ?」と思ったくらいであまり気にしていなかったのだが、先日のWBSを見ていて、ふと「もしかしたら寿司が原因だったのか?!」となってしまった。
・ヤンゴンで滞在したホテルの近くには「寿司屋」がいくつかあり、値段もリーズナブルなので庶民が気軽に食べれるようになっている。ただ、非常に残念なのは(日本では考えれれないが)、私が行った寿司屋は2軒ともアルコール類を置いていなかった。最初は店内で食べる予定だったが、「ビールを飲みながら食べない寿司なんておいしさが半減してしまうぜ!」と思い、テイクアウトしビールを飲みながら宿で食べた次第である。 ⇒ ヤンゴンの旅行記