その女性のレジが終わった後、私の番が来たわけだが、そのときレジ係の女性に「ミリンを買うのに身分証明書の提示が必要なのですか？」と聞いてみた。すると「身分証明書の提示が必要ないものと必要なものがありまして…」という返事だった。

　まあ、ミリンには多少なりともアルコールが入っているというのは何となく分かっていたが、商品によっては未成年が購入できないほどアルコール分が含まれているのもあるとは「知らなかった！」である。そこでちょっと疑問に思ったのだが…。

　私がよく行くそのスーパーでは、当然、ビールや日本酒とうのアルコールも販売されている。そういうアルコール類を買うときは、レジでバーコードを読む際には、私の記憶違いでなければ、確か「成人指定商品です」という音声が機械から流れたと思った。

　当然、明らかに成人と判断できれば、身分証明書の提示などは求めないが、そうでなければ身分証明書を確認してから販売することになる。この辺の判断はレジ係の人に委ねられているはずである。しかし、この「ミリン事件」の時は「成人指定商品です」ではなく「身分証明書を確認してください」というアナウンスが流れたはずである。「その違いは何だろう？」と思わないでもないが、私の勘違いかもしれないし、まあ、いいかっ…。