さてさて、とりあえずざっとではあるが「ICBM」がどんなものだかは理解したつもりである。(まあ、3日もすると「あれっ?」という感じで忘れてはしまうが…)そして、その「ICBM」を保有する国は北朝鮮以外では以下になる。(参考:平成28年版防衛白書)
No |
国名 |
ICBM保有数 |
核弾頭保有数 |
1 |
米 国 |
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336基 |
約 4,760 |
2 |
ロシア |
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192基 |
約 4,380 |
3 |
中 国 |
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48基 |
約 260 |
核弾頭などもそうだが、保有するにはかなりの維持費 (maintenance cost) がかかるようである。「その維持費をもっと別のことに使えないのだろうか?」と思ってしまうが、これができないのが、残念ながら「人間」である。
今回、ICBMの発射実験に成功した北朝鮮だが、偵察衛星 (spy satellite) の中には高度160から230q地点を周回しているものもあるし、国際宇宙ステーションでも高度400qとなる。つまり、ICBMが到達する高度よりもかなり低いことになるので「間違って当たってしまう」なんてことはないのだろうか?
まあ、実験として発射する際にはその辺も計算して行っているのだろうが、有事 (emergency) の際は「いちいちそんなことは気にしてられない!」となるに違いない。