■ 草 刈 ■
3日目に行った作業は草刈り (mowing) となる。もちろん鎌で買ったわけではなく、正雄ちゃんみたいに「オレは草刈だっ!」という感じで草刈り機 (mower) を使った。おそらく、草刈り機もここ20年くらいは使用していないのではないかと思われる。
草刈をするうえで注意しなければならないのは山野草類である。一応、先輩からは「このへんは刈らないでくれ」と言われるが、作業を進めていると、それが注意されたものなのか単なる雑草なのかが分からなくなることがある。まあ、「絶対に刈らないでほしい!」というわけではないが…。
平地と違って、切り落とした木の株や大きな石なども地面から顔を見せているので決してやりやすいとは言い難いが、それでも3時間も作業を進めると、ビフォア・アフターが一目瞭然となるのでなかなか気持ちが良い。
さて、2泊3日の作業を終えて、土曜日の16時27分小淵沢始発のホリデー快速という電車で帰宅の途に就いた。始発だったため余裕で座ることができたので助かった。2時間近く乗車していなければならないので、座るのと立つのでは疲労の度合いがかなり異なってくる。
時間的にはフィットネスができないこともなかったが、ウエアやシューズなどは用意していなかったので、駅からそのまま帰宅することになった。小淵沢の駅で別れる際「9月下旬か10月の頭にはには何本か木を切り倒すので手伝いに来てほしい」と言われているので、おそらく今年は2回行くことになるだろう。
・別荘は、元々銀行の保養所 (leisure home) として建てられたものになる。それが、バブル崩壊後、個人の手に渡ったのだが、千葉に住んでいるその持ち主が高齢化し、毎年通うのもしんどくなってきたので手放したようだ。先輩夫婦が今の別荘の横の500坪の土地を見学しに来たら、たまたま別荘の奥さんがいて「安くしますから一緒にどうですか?」と言われてしまったらしい。「建物と敷地が1,000坪で1,000万でどうですか?」と言われ、ほぼ即決したとのことである。結局、隣の土地の500坪(500万)とあわせて、建物付き1,500坪の土地を1,500万で手に入れたことになる。前のオーナーが使っていた洒落た家具類は全て置いて行ってくれたとのことである。