フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2017年 - 8月

 

8月29日(火) 「 大空と大地 」

 

 「うつむきかけた〜♪あなたの前を♪し〜ずかに〜時はな〜がれ〜♪め〜ぐる〜、め〜ぐる季節の中で〜、あ〜なたは〜、何をみつけるのだろう〜♪」

 松山千春の「季節の中で」という歌の歌詞である。大学生のころ、松山千春を好きな先輩がいてよく聞かされたものである。たしかCMソングなどにもなっているはずだ。若いころはカラオケなどでも何回か謳っているが、いつも高い部分がでなくまともに歌えたためしがない。まあ、今の若い子は「松山千春」と聞いても「だれ、それ?」くらいにしか思わないだろう。

 先日、遅延した機内の中で「果て〜し〜ない大空と♪ひろ〜い大地のその中で♪」と「大空と大地」を歌ってけっこう話題になった。「松山千春、神対応!」などと言って称賛する記事 (article) ばかりである。でも、私の意見はちょっと違う。

 聞くところによると、松山千春がCAに「ちょっとマイクを貸してください!」と言ってマイクを手に取ったようだが、私は「関係者以外の人間になぜマイクを渡したのだろう?」という気がしてならない。まったく一般の人がそのようなことを言い出したら「業務に支障が出ますので、乗務員以外はマイクをお渡しできません!」となるはずである。

 ということは、「歌手」ということで特別扱いされたわけである。もちろん、機内から「千春!千春!」と千春コールが起きたのであれば「仕方がないな〜、1曲歌って静かにしてもらおう」となるのは分からないでもない。今回、あまりにも称賛する (praise) 記事が多かったのでちょっと書きたかったが、「こう考える私はひねくれものなのだろうか?」と思わないでもない。さあ、今日も1曲歌って元気を出すかっ!

 「いき〜ることが♪辛いとか、くる〜しいだとか言う前に♪野にさ〜く花ならば、ちか〜らの限りいき〜てやれ〜♪」 by 松山千春の「大空と大地」