今回の内閣改造で、いろいろとその資質 (nature/capacity) が問われていた人たち以外に多くの閣僚が入れ替わったことになる。まったくその理由の正当性 (correctness) が見当たらないわけで、まあ、今に始まったことではないのだが、結局、大臣なんてよっぽど普段から問題を起こしている人以外は「だれでもよい」わけである。
各省庁の官僚 (bureaucrat) が手取り足取り教えてくれるので知識の有無は関係ない。国会の答弁では官僚が用意した資料を読み上げればよい。まあ、官僚からすれば、変に知識がある人が来るよりは、知識がない人が来てくれた方がコントロールしやすいに違いない。
そうなると「大臣って必要なの?」ということになってくるし、私が以前にもこの日記で記しているように「こんなにたくさん政治家は必要ない!その資質を有するもののみなるべきだ!」という結論に達する。定数が決まっているので、わけの分からない政治家がわが国には多すぎる。