去年の12月の頭のことであった。自分の部屋でデスクワークをしていると、1階にいる母親から「ねえ、ちょっと早く下りてきて!」と叫ぶ声がした。「一体どうしたんだろう?」と思いながら階段を下りていくと、階段の下で待ち構えていた母親が、私の顔を見るなり「庭に変な動物がいるの!一体何かしら?」というのである。
私は「変な動物って一体何だろう?」と思いながら母親の部屋から庭先に出ようとした。犬や猫であれば当然分かるだろうし、サルであれば、当然「サルがいるのよ!」というはずである。実は11月くらいにも「ときどき前の畑に見たこともないような大きな鳥がやってくるの。何て言う鳥かしら?」と言い出す始末。
私は「見たこともないような大きな鳥って一体何だろう?どうせ、メタボカラスあたりを大袈裟に言っている(exaggerate) のだろう?」と特に気に留めることもなかった。すると何日かして、私が台所にいたときに「ほら、あの鳥よ!」と母親が畑の方を指を差しながら叫ぶので、指さす方を見てみるとサギ (heron) であった。
まあ、確かに足が長いのでカラスなどに比べると大きくは見えるが、「母親は群馬で生まれ育っているのでサギくらい分からないのかな〜」と思ってしまった。ただ、私も前の畑でサギを見たのは初めてで「こんな周りに水辺もないようなところにもやってくるんだ」と思ったのも事実である。
■ 今日の1枚 ■
この時期乾燥しているので、強風の日には前の畑からの土ぼこり (dust) が凄い!