アパートの横を自転車で通り過ぎたときにカセットガスの空き缶らしき物体がちょっと視界 (view / sigh t / visibility) に入って来たので、漕ぐのを止めて近づいてみると、ビールやコーヒーなどの空き缶に混じってカセットガスの缶が何本かあった。
しかし、自分で言うのも何だが、「どこかにガスの空き缶が落ちていないかな〜」とキョロキョロして自転車を漕いでいたわけでは決してない。というよりも、ガスの空き缶に関しては「自宅で使用して空になったものを使うしかないな。気長に待つか…」と思っていたほどで、ほとんど意識していなかったわけである。
それを、ちょっと通り過ぎたアパートの入り口に置いてあった「空き缶入れ」用のカゴの中から他の缶と一緒に捨てられていたものを瞬時にして見分けてしまうというのは「これは天が与えてくれた才能だ!」と思わざるを得なかった。
そして、「この才能に早くから気付き、仕事として生かしていれば、また別の人生を歩んでいたかもしれない」と思った次第である。(う〜む、この場合の「仕事」ってなんだろう?トレジャーハンターとかだと夢がありそうだが…)
カゴの中には5、6〜7本のカセットガスの缶が捨ててあり、そのうちの1本を手に取ると、なんとまだ中身が少し残っているではないか!しっかりガス抜きをしないで廃棄する (dispose) なんて、「全く非常識 (senseless / lack of common sense) である!」と思いながら、3本ほど自宅に持ち帰った次第である。
・家に持ち帰った空き缶
3本ともすべてガスが少し残っていた。それぞれガスコンロを使用してすっかり使い切ったが、まあ、燃焼時間は5分から10分ほどであった。