今月の4日に放送されたNHKスペシャル「人体:神秘の巨大ネットワーク5、「脳・ひらめきと記憶の正体」」で、イギリスにいる特殊な能力 (ability) を持った人たちについてふれていた。その人たちはたぐい稀な記憶力 (memory) を有していて「一度見た人の顔は忘れない」とのことである。
そして、その能力を生かして国の安全を維持する業務に就き、駅や人通りの多い繁華街などに赴き、すでにインプットされたテロリストの顔と通りを歩いている人の顔、またはカフェテリアなどで食事をしている人たちの顔を照合して、テロリストを割り出す作業をしているとのことである。
一瞬「それだったら、AIと顔認証 (face authentication) の技術を使えばよいのでは?」と思ってしまうが、それも検証済み (verfication) のようで、警察?の担当者は「最初は顔認証技術も試してみたのですが、照合の確立がたったの数%だったのです…」と話していた。
私は、そういう能力を有した人がいることを初めて知って「へ〜、世の中には凄い能力を持った人もいるんだな〜」と思ったが、「でも、1回見た人の顔を忘れないなんて、疲れちゃわないかな〜」と思ったのも正直なところである。