今月の25日の日曜日をもって冬の祭典である平昌オリンピックがその幕を下ろした。去年の秋口くらいには「チケットがかなり売れ残っている」などといろいろな情報が飛び交ったが、まあ、何とかなるものである。「終わり良ければ総て良し (all is well that ends well) 」と言ったところだ。それはリオオリンピックの時にも「スタジアムなどの建設が間に合わないのでは…」などと噂されたのと同じである。
さて、我が国のメダル獲得数だが、1998年に開催国 (host country) となった長野オリンピック(金銀等合わせて10)を凌ぐ13個のメダルを獲得した。前回のソチの8個と比べても大躍進となった。
⇒ 冬季オリンピックにおける日本のメダル数(金銀銅メダル)
オリンピックが「参加することに意義がある」などと言われたのはもうもうかなり昔のことで、メダルを取ったかどうかで取り扱われ方には「雲泥の差 (a world of difference) 」が出てくる。帰国時には「メダルを獲った人」と「そうでない人」に分けられ、メダルを持ち帰った人はマスコミが大々的に取り扱い「時の人」となる。残念ながら、そうでない人は「えっ、そんな人、出ていたの?」と名前すら覚えてもらえないのが現実であろう。
■ 今日の1枚 ■
最近、プラスチック容器などのリサイクルについてちょっと考えるところがある。現在、行政によるリサイクルも活発に行われていて、個人的には容器などとしてリユースすることはあっても、通常は個人でリサイクルするところまでは考えないはずである。でも、「なんとか別の形でリサイクルできないだろうか?」と思っている。