フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2018年 - 2月

 

2月5日(月) 「 これも「時代の流れ」である…(完) 」

 

 ガソリンの消費量が減少している一因として、自動車の の向上も挙げられる。「ハイブリッド」なる言葉も、一時期は「ハイブリッド=プリウス」みたいなイメージがあったが、最近では各メーカーがハイブリッド仕様を出していて、聞き慣れた言葉となってきている。その結果、必然的に (necessarily) 自動車の燃費は向上してきている。

 そして、ここにきてよく耳にするようになったのが「電気自動車」である。欧米のメーカーでは「将来的には販売する全ての自動車を電気自動車にする」と宣言しているところもある。まあ、仮にそうなったとしても、世に出回っている車の中に占める電気自動車の割合が一気に増していくことも考えづらい。

 つまり、ガソリンの需要 (demand) はそう簡単にはなくならないが、縮小傾向にあることは確実なため、業界としては減りゆく一方のパイを取り合うことになる。価格競争 (price competition) も激しくなり、その結果として「このまま続けても将来的にはかなり厳しい。一層のこと店じまいするか!」となるところも増えているのだろう。これは「時代の流れ」以外の何ものでもなく、もうだれにも止められない。

 P.S. どうでもよいが、一時期話題になった燃料電池車 (Fuel Cell Vehicle : FCV) って、結局、普及しないのだろうか?ここにきて、電気自動車の走行距離なども伸びているが、実燃費などを掲載しているサイトでは「エアコンなどの使用を考慮すると、安心して乗れるのはメーカー側が公表している走行距離の半分程度」などという意見も見られる。そうすると、電気自動車は遠出で使用するにはまだまだのような気がしてならない。