フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2018年 - 3月

 

3月10日(土) 「 なんとかしないと、ニッポン!(その6) 」

 

 平成20年度の平均年収 (average annual income) が412万円、そして平成28年度が422万円で、その間、若干の増減はあるものの「ほぼ同じ」という状況が続いている我が国だが、ちょっと他の国と比較してみよう。2017年度の「国別・世界の平均年収ランキング」というデータを参考にしたトップ3だが…。

 ・ 1位 : スイス 1073万円    ( 労働生産性 : 10位 )

 ・ 2位 : ノルウェー 921万円   ( 労働生産性 : 3位 )

 ・ 3位 : ルクセンブルグ 899万円 ( 労働生産性 : 2位 )

  日本 : 429万円 18位 ( 労働生産性 : 20位 )   

 その他の主な国として、8位が米国で645万円、12位英国で614万円、そしてドイツが15位で547万円となっている。(参考サイト:みんなのおかねドットコム)ちなみに、労働生産性でトップであったアイルランドは767万円で7位となっている。

 まあ、当然と言えば当然だが、労働生産性の高い国が平均年収ランキングでも上位の方に位置することになっている。全く同じ年度の数字を用いた比較ではないので、厳密には (strictly speaking)「正確(precise)」とは言い難いが、よっぽどその国の経済が混乱するようなことが起きない限り、比較する年度が1、2年違っていてもそれほど結果には違いはないと思われる。