何回か100均グッズを海外に持って行って現地の人に紹介するテレビ番組を見たことがある。いくつかのテレビ局で同じような企画の番組を流しているわけだが、その100均グッズの紹介の仕方もほぼ同じで、番組のAD(ほとんどの場合、ハッピを着ている)あたりが、少し前の駅弁売りのように(今でもそのような形で行っているところもあるのかもしれないが)駅弁、ではなく100均グッズが入った「立ち売り箱」と呼ばれるものを首から下げて道行く人に声をかけるのである。
番組AD :済みません。これ、日本から持ってきたのですが、何か気になるようなものはありますか?
通行人 :そ〜ね、え〜と…。これは何かしら?ちょっとホッチキスににているけど…。
番組AD :あっ、それですか?
通行人 :ホッチキスにしては大きすぎるし、それに芯を入れるようなところも見当たらないわ…。
番組AD :それはとても便利なものですよ。
通行人 :なんか裁縫の時に使うような感じがしないでもないのだけど…。