さて、首から立ち売り箱を提げた番組ADは、この後もいろいろな場所に行ってシーラーを試してもらうが、現地の人はみんな一様に「これ便利ね〜」とか「こりゃ、凄い!」と驚き、その値段の安さに「信じられない!」とか「この国じゃあ、ありえないよ!」などとビックリ仰天するのである。(もちろん、そういう人のリアクションしか放送していないに決まっているが…)
そんな中、私は、ある男性(歳にすると70歳は超えているような感じであった)の言ったコメントが強く印象に残って (impressive) いる。その男性は、そのシーラーの日本での販売価格を知ってこう言ったのである。
「日本っていうのは何て不思議な国なんだ!1,000円以上で売れるような商品を100円で売っているのだから…。」
まさに、長く続く日本のデフレを的確に言い表したようなコメントである。私も、100円ショップには年に1回か2回行くか行かないか程度なのだが、「これを100円で売って利益は出るのだろうか?」と思うことはよくある。そして、100円シップの商品あたりでも、消費者の目は肥えてきているので「100円だからすぐ壊れても仕方がない」と考える人は少なくなってきているに違いない。
■ 今日の1枚 ■
今までは袋に入った通常のポテトチップスを買うことがほとんどだったのだが、最近は「筒入りポテトチップス」を続けて購入している。値段は、もちろん通常の安売りをしているものに比べれば高いが、1回で食べ終えることはない。袋入りのものだと1回で食べきってしまうことがほとんどだ。