最近、何かと耳にすることが多くなった「自動運転 (automatic driving) 」と言う言葉である。もうご存知の方も多いと思われるが、一言で「自動運転」と言ってもひとくくりにすることはできず、以下の5つのレベルに分かれている。
・レベル1 : システムがステアリング操作、加減速のどちらかをサポート
・レベル2 : システムがステアリング操作、加減速のどちらもサポート
・レベル3 : 特定の場所でシステムが全てを操作、緊急時はドライバーが操作
・レベル4 : 特定の場所でシステムが全てを操作
・レベル5 : 場所の限定なくシステムが全てを操作
個人的には、この手の技術にはけっこう興味があるが、それほどその手の情報を集めているほどではないので、誤って認識している可能性もあるかもしれないが…。
レベル1に関しては自動ブレーキなどの安全運転支援システムがこれに当たり、現在、新車販売時には「ついていて当たり前」と言えるくらいにまで普及している。
次に、「システムがステアリング操作、加減速のどちらもサポート」するレベル2だが、残念ながらレベルが1つ上がっただけでも市販されている車は一握りとなる。国産車で言うと、日産あたりは、高速道路に限られるが、進路変更などのステアリングの操作と状況に応じてアクセルとブレーキの操作を自動で行う車が数車種あるはずである。