不思議なもので、40年以上も前のことをけっこう鮮明に覚えていたりすることがある。それは、おそらく私が高校3年生くらいのときのことである。友達から「見たい映画があるから付き合ってよ!」と言われ「構わないけど、何の映画?」と聞き返した。
もう、題名などは全く思えていないのだが、高校生が好き好んで観るようなメジャーな映画などでは全くなく、海外で制作されたパロディーの要素が入ったドキュメンタリー映画であったように記憶している。たしか新宿あたりに出かけているはずである。その映画の一場面が今でも非常に印象に残って (impressive) いる。
小学校低学年くらいの幼い子がいるご夫婦(海外制作の映画なのでもちろん外国人)、子供がタダをこねて泣き止もうとしない。
母親:「もう、泣くのはやめなさい!」
ガキ:「え〜ん、え〜ん」
母親:「いい加減にしなさい!」
ガキ:「え〜ん、え〜ん」
母親:「いつまでも泣いているとナリタ(成田)に連れて行くわよ!」
それまで何を言われても駄々をこねて泣いていた子供は「ナリタ(成田)」という言葉を聞いて一瞬で泣き止んでしまったのである。
■ 今日の1枚 ■
いや〜、また買ってしまった。しかも今度は割引きなしの580円+消費税。前回とは異なる「塩だれ」。3回に分けて胃に収めた次第である。