さてさて、これまでの「情けないったらありゃしない!」という私の経験を包み隠さずつづって来たわけで、「まったく穴があったら入れたい」、あっ、違った、「入りたい」くらいである。この日記を書く発端 (origin/beginning) となった歯科医院での「事件」だが、麻酔の担当医が「 … 反応が出ましたね〜 」という言い方をしていた。その時は、それどころではなかったので「それ、どんな反応ですか?」などと聞き返さなかったが、ちょっと気になったので調べてみた。
どうも注射などの後に気分が悪くなるような状況を「 血管迷走神経反応 または反射 ( VVR : vasovagal reaction ) 」というらしい。迷走神経 (vagus nerve) は脳神経の1つで、脳神経 (cranial nerve) の中で臓器 (organ) や血管などに最も広範に分布している神経となる。ヤフーの知恵袋ではこの反応を以下のように説明している回答が見られる。
「 強い痛みや精神的ショック、ストレスが誘因となって自律神経のバランスが崩れ、末梢血管(peripheral vessel) の抵抗が減少し血液が心臓に戻らず、血圧低下となり脳血流が低下して意識がなくなる場合があり、全身の循環の中で脳の血流が減ったために生じるもの 」
そして、症状として以下のものを挙げている。
【 軽 症 】 あくび、 気分不良、 顔面蒼白、 冷汗、 悪心、 嘔吐
【 重 症 】 意識消失、 痙攣
そして次のような文章も見受けられる。
「 ある調査では採血件数あたりVVRの発症が0.78%、それも10代に発症頻度が多いという報告があります。つまり約100人に1人がVVRを発症し、それは若い人に起こる可能性が高いという事です。」
もちろん、その時の体調にもよると思うが、「生まれつきの体質」つまり、「そういう症状が出やすい」というのもかなり影響しているはずである。「若い人に起こる可能性が高い」ということなので、「いつまでもオレは若いのだ!」ということで自分を納得させて行こうと思っている今日この頃である…。