フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2018年 - 6月

 

6月27日(水) 「 久し振りの大阪へ( その6 ) 」

 

 30分近く待って乗ったタクシーだが、乗車時間 (seat-load time) は10分もなく、料金は基本料金 (basic fare) 内。「やっぱりそんなに遠くなかったんだ!」と思ったが、スマホは持っていないので地図アプリは利用できないし、事前に地図をプリントアウトしてもいなかったので「なんだよ、歩いてくればよかったな〜」という後悔 (regret) は特になかった。

 さて、伯母がお世話になっている施設はちょっとした病院のような建物で、そこそこの規模であった。正面玄関から入ると、すぐ左手に受付兼職員の事務室があり「入所者の面会にきたのですが?」と告げると、面会用紙に所定事項を記入するように言われた。

 訪問者の住所氏名、面会をする人の名前などを記入して手渡すと、「部屋は2階になりますので、エレベーターで上がってください。」とのこと。「別に階段でも…」とも思ったが、私は言われたようにエレベーターで2階に上がった次第である。

 エレベーターを出て「え〜と、どの部屋だろう?」とちょっとキョロキョロすると、通路に置かれたベンチにヘルパーさんと一緒に腰掛けている伯母らしき人の姿が確認できた。てっきり「寝たきり」の状態なのかとばかり思っていたので、叔母の腰かけている姿を見て「元気そうだな〜」と嬉しくなり歩み寄った。

 ヘルパーさんも私に気が付き、伯母に「ほら、お客さんが来ましたよ!」と口を伯母の耳元に近づけて私の訪問を伝えてくれている。当然のことのように伯母の視線 (one's eyes/look) は私に向けられているのだが、事前に訪問者である私の名前までは知らされていなかったようで、ちょっときょとんとした表情になっている。私は伯母が座っているベンチに腰を下ろしたのだが、最初に伯母が発した言葉が「だれ?分からん!」であった。