フィットネスの勧め 語句解説

日記 - 2018年 - 7月

 

7月7日(土) 「 久し振りの大阪へ( その16 ) 」

 

 廊下 (corridor) に置かれたソファで会話をした後、すぐ目の前にある叔母の個室 (single room) に移動した。そこで「一応、こういうものも持ってきたんですけど…」と言って、デジタルフォトフレームを箱から出してアダプターをコンセントに差し込んだ。すると自動的にSDカードの中に収められている写真がスライドショーとなって表示された。

 当然といえば当然なのだが、デジタルフォトフレームの画質は今一でもプリントアウトした写真よりはかなり大きく表示されるので、目が弱っている伯母にも見やすかったに違いない。次から次へと写真が表示されると「これ誰?」とか「ここどこ?」などと私に尋ねてきたが、残念ながら伯父・伯母のような近親の親族であれば若かりし頃の写真でも分かるが、ちょっと離れた親戚になるともう全くお手上げ状態となる。

 スライドショーで表示される写真の時間も設定ができ、一応、自宅で初期設定 (initial setting) の5秒から15秒に変更してみた。その辺の設定時間も「さて、どんなものだろう?」という思いはある。一番よいのは、納得のいくまで写真を見たあとに次の写真に移ることなのだが、リモコンを操作するのは伯母には無理だろう。よって、「少しでも近くに住む息子さんのヘルプが入りますように…」と願うばかりである。

 ただ、「これは便利だ!」と思われる機能 (function) もついていて、それが「人感センサー (motion sensor) 」になる。よって、常に電源を入れっぱなしにしておくのが伯母には使いやすいかもしれない。つまり、見たくなくなったらデジタルフォトフレームの向きを少し変えてもらえば、自動的に電源がオフになる。そして、再開するときは向きを戻してもらえれば自動的に電源がオンになりスライドショーが再開されることになる。

 ・熱心にデジタルフォトフレームに表示される写真を見る伯母

 フォトフレーム自体もそれほど重たいものではないので、力が弱った伯母にも手に取って見ることができる。