さて、今回の治療費だが

　　

　となる。そのうち麻酔代が54,000円。う〜む、「起こされたらオペが終わっていた」という感じで静脈から麻酔薬をいれればかなり楽ではあるが、正直「ちょっと高いな〜」という印象は否めない。

　今回、40万円弱を支払ったわけだが、治療の方はまだ「道半ば (halfway) 」で、下顎骨に埋め込んだインプラントが安定したら上物を入れることになり、再び同じくらいの治療費 (treatment pay/medical cost) が発生する。つまり、最終的な支払額 (amount of payment) としては80万円を超えるはずである。

　もちろん「80万円くらい別にどうってことありませ〜ん！」というような経済状況にはなく、「貧乏でも工夫すれば人生楽しい！」という人生を送ってきている私には80万円は大金そのもの。それでも「インプラントにするかっ！」と決めたのは、「口腔内の状態は全身に影響を及ぼす」と考えたから。つまり、「歯の1本や2本くらい欠けていたってどうってことない」などと安易に考えていると、じわじわと全身の健康状態 (state of health) をむしばんでいくことになる。

　もちろん、欠損した2本の歯の部分の対処法としてはインプラントが唯一の方法ではない。保険が使える「部分入れ歯 (partial denture) 」という方法もある。事実、抜歯してオペをするまで部分入れ歯をして、欠損した歯の両脇の歯に影響を与えないように対処してきている。

　よって、それを継続して使っていれば80万円などという高額の支払いはしないで済む。ただ、自分の性格は自分がよく分かっている。今までは「インプラントするために…」ということで、忘れずに毎日部分入れ歯を使用していたが、生来そのようなことがまめに続けられるような性格ではない。必ずいつかは「面倒くせ〜」となることは明らかである。