私にとって「60代」というのはすぐ先のことになる。あと何日か寝起きすると「こんにちは。遊びに来ちゃいました!」と言ってやってきそうなくらいである。(まあ、実際にはもう少し時間があるが…)当たり前の話なのだが未経験の (inexperienced) 領域となる。
もちろん、現在の体力(最近、下降傾向にあることをひしひしと感じているが…)だってこのまま維持できるわけがなく、歳を追うごとに思ったように身体が動かせなくなり「昔はこんなことは簡単にできたのだが…」となるに決まっている。
そして、「あっちが痛い、こっちが痛い」と言いながらも、内臓 (viscera) などの調子は特に問題もなく毎日を過ごしているわけだが、それだっていつまで続くかはわからない。ある日、ちょっと具合が悪いので病院に行って検査をしてもらったら、「ガンの末期の段階です」などと宣告されないとも限らない。つまり、実際には過ごしてみないと分からないことになる。それでも、なんとなく「60代はこんな感じかな〜」などと想像しているわけである。
それに対して「70代」となると、「さて、一体どうなることやら…」という感じになってしまう。そこでだ、自分なりに「ポイントは70代かな〜」などと考えている。70代をいかに健康的に過ごすかによって、その後の人生が楽しいものになるかどうかが決まってくるはずである。
もちろん、何もしないでただ時が過ぎるのを待っているだけでは健康的な70代を送ることはできない。全身の筋細胞 (muscle cell) と脳の神経細胞 (nerve cell/neuron) を積極的に刺激し活性化させる(revitalize)ことは必須となる。プラスしてそれ以外の部分で、より健康状態が保てるように努めていかなければならない。それは怪我の予防であったり、今回のような医学的な処置であったりする。