死ぬまでにやっておきたいこと。
■ 男の秘密基地作り ■
= オフグリッドライフ 「グリッド (grid) 」という言葉は、もともとは「格子」を意味する。そこから「鉄格子」や肉や魚を焼く「焼き網」などを差すときにも用いられるようになり、転じて電気、ガス、水道などの敷設網(送電網など)を指す言葉ともなっている。いわゆる「ライフライン」にあたるものだ。
そして「オフ (off) 」には「離れて/やめて」という意味がある。よって、オフグリッドライフとは「電気、ガス、そして水道などの敷設網に頼らない生活」ということになる。つまり、ライフラインが全く整っていないところで「の〜んびり」と生活をすることを意味し、決して「電気やガスを使わない生活をする」という意味ではない。
そう、やっぱり「の〜んびり」でないと、オフグリッドライフの醍醐味 (real pleasure) は失われてしまう。まあ、生活基盤 (base for living) が整うまでは「あれもやらないと…」とか「これも準備しないと…」という感じでちょっと慌ただしい生活にはなってしまうだろうが…。
つまり、オフグリッドライフは基本的には大自然の中での生活を意味する。木々に囲まれ、遠方に目を向けると2,000mを超えるような峰々が連なっていたりすることもあるかもしれない。もちろん、目の前に大海原が広がっているというのも悪くない。
もちろん例外 (exception) はある。ホームレスの人たちだ。かれらは都会のガード下とか公園で立派なオフグリッドライフを送っている。また、ホームレスでないにしても、「ちょっと電気やガスを止められていて…」とプチ・オフグリッドライフを送っている人たちだっているはずである。
・屋久島にある大学時代の先輩のセルフビルドログハウス
去年の11月にお邪魔したログハウス。ここは電気は通っているのでオフグリッド100%とはなっていない。
まあ、一人暮らしであればこんなに立派なログハウスは必要なく、半分の広さでも十分である。